青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2014年7月27日日曜日

2014.7.28は青木マリTrio新譜「Habibi」全国発売日です!

いよいよ夏本番、あっつい日々が続いていますね。

いきなり本題ですが、現在先行販売中でご好評いただいておりますCDアルバム[Habibi]は、2014年7/28が正式な発売日です。

発売に寄せて、ミュージシャンで文筆家でもある和久井光司さんより、素敵なコメントを頂きましたので、ご紹介させてください。

「ここには歌がある。
母の歌、妻の歌、女の歌だ。
この唄い手は20年も前、彼女が少女だったころから知っているが、
少女は妻になり、母になり、立派な女になって、
大きな歌を唄える人間になった。
その過程が、曲に、歌詞に、サウンドに、息づかいに、
くっきりと刻まれているアルバムが嬉しい。
青木マリの歌に嘘がないのは、
彼女がまっすぐに宿命を受け容れて、
今日を生きているからだろう。」

ーーーーーーー和久井光司(総合音楽家)


ありがたいですね。
20年まえ、私が少女だったかどうかは置いといて、ヒヨっ子だったころから折に触れてずっと見ていて下さる方がいる、というのがとても嬉しくありがたいコメントです。



以下にご購入いただける店舗などをお知らせいたします。
販売の委託なども順次お願いして行くつもりですので、随時ご報告させていただきます。

ホルモンタンク・レコード http://hor-tan.fast.co.jp/mari/mari.htm

タワーレコード・オンライン http://tower.jp/item/3661025/Habibi

山野楽器 http://www.yamano-music.co.jp/userProdDetailCD.do?itemCode=4114070766&itemClass=C

TUTAYA http://tower.jp/item/3661025/Habibi

Amazon  http://www.amazon.co.jp/Habibi-%E9%9D%92%E6%9C%A8%E3%83%9E%E3%83%AATrio/dp/B00LHS5AEK


渋さ知らズ等でおなじみ、「地底レコード」さんでもご紹介いただきました。吉田社長の熱い紹介コメントも是非お読みください!
地底レコード http://chitei-records.jp/blog/article/post-3836.html


通販も最近は手軽になりました。是非ご利用ください。
勿論、ライブ会場での販売も引き続き行いますよ!


2014.9.7追加情報です
diskunion以下各店で8/19より販売しています。委託につき期限がございます。お早目に!
・お茶の水駅前店
・神保町店
・新宿本館BF 日本のロック・インディーズ館
・下北沢店
・吉祥寺店
・町田店
・横浜関内店
・津田沼店
・千葉店
・柏店
・北浦和店
・大宮店
・池袋店
・渋谷中古センター
・横浜西口店
・中野店
・立川店

・オンラインショップ http://diskunion.net/jp/ct/detail/1006380022



最後に、私からのアルバム紹介コメントものっけさせて下さい。


「 アルバムのタイトル「Habibi]は、「大切な人」「親愛なる人」を表すアラビア語です。
録りためた音源を何度も聴き返していくうちに、すべての曲に、誰かを強く思う気持ちが込められていることに気がつきました。そして、常日頃心の片隅で気になっている、私も含めた世界の人々の問題、たまたま読んだパレスチナの本から、「ハビービー」というアラビア語をタイトルに選びました。
 それは、私の家族や、一番身近な人たちでもあり、私たちの音楽を聴いて下さる方々でもあり、知らないどこかの見知らぬ誰かの大切な人でもあり、また、「運命」としか言いようの無いたくさんの偶然が重なって出会った「青木マリTrio」のメンバーのことでもあり…。
 全編、b.小林洋のプログラミング、ミキシングで、今までの一発録り中心のパンク色の強かった青木マリ音源とは一線を画す作品として、新しい側面が出せたのではないかと思っています。
 お聴きくださる方、それぞれの[Habibi]に思いを馳せて。」   青木マリ


和久井さんの文と並べると駄文っぷりが際立ちますが(汗)、作品に込められた思いなどをご理解いただければ幸いです。

ぜひ、お聴き頂けます様、よろしくおねがいします!


・アーティスト:青木マリTrio ・タイトル:Habibi

Credit title

青木マリTrio: vo.g.青木マリ, tp.noise石川寧, bass.programming小林洋
Guest Musician : pf.柴田エミ track 3
Composition : 青木マリ except track 5-an old melody of Ainu
All Lyrics : 青木マリ
Arrangement : 青木マリTrio, especially track 6 by 小林洋
Recording , Mixing & Direction : 小林洋
Recorded at K.K.C , 稲生座
Mastering : 坂出雅海 at I.G.O studio
Supervisor : 斎藤GO
Cover art work : 蛯子真理央
Photgrapher : 桑畑恒一郎
Desiner : 小橋順司
Produce : 青木マリ

©&℗2014 tamatasa record
distribution : hormone tank record 世田谷区成城6-15-15

税抜定価¥1800



2014年7月24日木曜日

夏のオレペコひなまつり、ありがとうございました!

先日7/21海の日、大塚ウェルカムバックにて、大阪「きっしゃん」こと岸田浩一企画「夏のオレペコひなまつり」、無事終了しました。

きっしゃんに御縁のある東西女性シンガーばかり8組を一堂に集めた、豪華すぎる企画、リハを含めると朝からの長丁場でしたが、とても聴きごたえのある、ものすごい1日でありました。
なにしろ、きっしゃんおすすめシンガー達ですから、皆さん、独特の個性と、世界観のある歌い手さんばかり、そして、何より皆さん声が良くて途中で抜けて休憩するのがもったいなくて、結局全部聴いてしまいました。

今回は青木マリTrioの石川さんが、別のライブが入っていたので、たまたまいろんなご縁で知り合ったフルートの三ツ井嘉子さんを迎えての変則Trioでの出演でした。
三ツ井さんの勘の鋭さ、アグレッシブさを堪能しつつ、新鮮な気持ちで歌うことができました。三ツ井さんありがとうございます!

自分の出番が終わって、そのあとは、さがゆきさん、高満洋子さん+上原ユカリ裕さん。

やっとホッとして、素晴らしい先輩方のライブを贅沢に堪能させていただきました。いや、実に素晴らしかったですよ。実に。

こんな機会を作ってくれて、きっしゃん、ありがとう~~。そしてウェルカムバックの皆様、大変演奏しやすい環境でした。ありがとうございます。

そして、この長丁場、いらして頂いたお客様、本当にほんとうに、ありがとうございました!

出 演
 湯谷マキコ(うた・ギター) 
 
 近澤文絵(うた・ギター)  
 
 三村京子 (うた・ギター)
 
 坂巻紗代 (うた・ピアノ)【青月泰山(チェロ)】  

 松井恵子(うた・ピアノ)
    
 青木マリ(うた・ギター)
 【小林洋(ベース)三ツ井嘉子(フルート)】
 
 さがゆき(うた・ギター)   

 高満洋子 (うた・ピアノ)
 【上原’ユカリ’裕 (ドラムス)】

企画・演出 オレペコ企画

次回のライブは
★7/26sat 国分寺 19:30~ ¥1500
青木マリTrio/西山正規/上村秀右
★7/27sun 江古田倶楽部  21:00~no charge 投げ銭 
青木マリ弾き語りsolo ゲスト三ツ井嘉子fl.

よろしくです。(^-^)





2014年7月14日月曜日

「三つの願い―パレスチナとイスラエルの子どもたち」 ~「壁」

イスラエル政府による、パレスチナ自治区への空爆がつづいています。

SNSにも胸が張り裂かれるような写真があふれています。

遠い国での出来事だけれど、間違いなく無関係では無く、
政治的には、準同盟国という共同声明を最近発表した日本とイスラエル。
集団的自衛権の解釈改憲の閣議決定、武器輸出三原則見直し、経済成長戦略、みんなつながっている。ように思える。

つながりたくないのに、否応なく組み込まれている。ように感じる。胸が痛い。

どうしたら、こんな蛮行を無くすことができるんだろう。


昨年、「三つの願い―パレスチナとイスラエルの子どもたち」という本を読みました。
パレスチナとイスラエルの18人の子供たちへのインタビュー集で、青木マリTrioのnewCD「Habibi」の中の「壁」という曲の歌詞のイメージの元になった本です。

子どもたちの見たまま感じたままの語り口から、双方の日常、立場、考え方が浮き彫りにされていて、遠い国の良く分からない宗教対立、から、一気にリアルな出来事として不勉強なわたし中の認識を変えてくれました。
パレスチナでは、入植が進んで「壁」ができ、ほんの数ブロック先の学校への行き帰り毎日何時間もかけて検問を通らなくてはいけないこと、イスラエル兵に石を投げて撃たれた少年、突然家を破壊される日常が、また、イスラエルの子たちからは、「壁」の外にいる憎悪むき出しの「敵」への恐怖等が語られています。
特に幼い子どもたちの、相手への無理解や憎しみの言葉には、打ちのめされてしまいますが、「壁」ができる前に物心ついていた年齢の子どもたちは、「以前は一緒に向こうの子と一緒に勉強することもあった、みんな普通のこどもだった。」と語っています。
交流を持った経験の有る無しで、相手への思いが大きく違うことを感じました。

最後の方に登場する、イスラエルの15歳の少年の言葉が印象的です。「自分はもうすぐ徴兵されて兵士になる。兵士は民衆を守らなくてはいけない。つまり、イスラエル人も、パレスチナ人も守る。
入植には反対だ。みんながそれぞれ少しづつは我慢をしなくてはいけないよ。」
記憶の上なので正確ではないと思うけれど、大体こんなことを言っていました。

2005年の出版ということは、彼はもう大人になり兵役もすませているんだろうか。今の現状の中、矛盾に責めさいなまれてはいないだろうか。

イスラエル国内でも、空爆に反対する声は上がっていると聞きます。
壁の向こうのにあるのは、いつだって同じような人々の営み、の、はず。
全ての壁、隔たりを取り払うことは出来なくても、壁に扉を付けることはできるんじゃないだろうか。

作者のデボラ・エリスさんは言っています。
「この中東の地でおこった戦争は、まるで永久に終わらないかのように感じられることもあります。しかし、戦争というのは、人間のそのほかの行為と同様、一つの選択なのです。」

もう少し目を開いて、自分の問題として、未来がどうなっていてほしいのかを考え続けて行きたい。
考え、願うことは、個人の行動を少しづつ変えていく。ひとりひとり、一つ一つの行為が、すべて未来への選択肢であることを、自覚していきたい。


まずは、いまある破壊と殺戮の残虐行為がすべて今すぐ終了することを、切に願っています。



三つの願い―パレスチナとイスラエルの子どもたち
デボラ・エリス=著
もりうち すみこ=訳
出版社: さえら書房





次回のライブは、
7月21日(月・祝)大塚ウェルカムバック
「夏のオレペコひなまつりLIVE」
 青木マリ+小林洋+三ツ井嘉子(fl.)です。






2014年7月11日金曜日

7/5,6二夜連続ライブも終わりました、よもやのワンマンも!

 青木マリTrioCDアルバム「Habibi」、発売に当たって、6/28鈴ん小屋に続いて、7/5ソウルキッチン、7/6高円寺稲生座の二夜連続で発売記念ライブを行いました。

 ソウルキッチンでは、店主の鳥居賀句さんの流石のブッキングで、出演は初共演の玉城まさゆきさん、そして旧友SADAくん。賀句さん曰く、メッセージ性のあるシンガーを集めたとのこと、スタイルは別にして、ストレートにロックな夜でした。玉城さんは沖縄出身の方で、アメリカだった沖縄や、いまの気持ちをそのまま沖縄の言葉にされていて、歌声は軽やかなんだけれど、とても心に深く刺さる歌を歌う方でした。

 そんなソウルキッチンで出番待ち中に稲生座エミちゃんより連絡が、「明日の共演者が事情で出演出来なくなりました。明日はワンマンでお願いします。」との連絡が!ちょっとあせったけど、「わかった、まかせて!」と返事しました。
photo by Yuto Ishibashi

 というわけで、翌稲生座は思いがけずのワンマンライブ!鈴ん小屋もワンマンだったので、どうか
と思ったけれど、お店の常連のお客様もたくさんいらしておかげさまで楽しいライブができました!
 私は、ワンマンでも間に休憩をはさむスタイルが好きではなく、二時間くらいぶっ続けで歌います。歌い始めてだんだんテンション上がって、というのが、休憩はさむとまた最初からやり直すような感じになって、なんというか、「まだるっこしい」のです。お客様には、トイレでもオーダーでも遠慮なくやってくださいとお願いしつつ、、、。
 疲れない?大丈夫?と聞かれたりもしますが、不思議とまるで疲れないのです。お客様からもエネルギーをいただいているんだと、思います。
 まずはステージに立っている自分が発して、バンドメンバーと共振して、お客様に渡す、それをお客様が感じて「気」(っていうのかな?)を発して返してくれる、その繰り返しが上手くいってるときは、自分でも思いがけないようなパフォーマンスが出来て、また、お客様も深くご満足いただけてるのを感じます。
そして、そのサイクルを生み出すもとは、まず、自分。
私のライブだったら、間違いなく、私。
そこを毎回きちんと果たせる歌い手でありたいと思っています。

ご来場の皆様、お世話になったスタッフの方々、ありがとうございました。そして、会場でCDをお求めくださった皆様、本当にありがとうございます!

というわけで、CD「Habibi」は無事世の中に出てゆくことができました。ここからが、始まり!
現在、全国流通前、レーベル通販、ライブ会場先行販売中です。
何しろマイナー、流通っても大して出ないから、そこんとこよろしくでーす!


青木マリTrio 「Habibi」
tamatasa record
TMTS-001
通販お問い合わせ:ホルモンタンク・レコード


次回のライブは7/21 大塚ウェルカムバック
青木マリ+小林洋にゲスト、初共演フルートの三ツ井嘉子さんを迎えての変則Trioでお届けします!
休日お昼から夕方までの女子イベントです!
「夏のオレペコひなまつりLIVE」