青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2016年3月28日月曜日

2016.4月5月のライブスケジュール

★4月16日(土)郡山利蒜堂

op19:00 st19:30 ¥1500 +1drink

ユウ&トク  プレゼンツ
「live  for  ever」

出演/青木マリduo+
さっちゃん、ハリヤ、伊藤悦士、西村卓也、篠原篤一
FOOD/BRUTAL KITCHEN おぐろ(curry)



福島県郡山市大町1-12-23大町関川本店ビル7F
Phone: 080 6057 8431

福島のハードコアパンク、バンドオブアキューズのユウくんに誘われて、ちょっと郡山まで出かけます。つちっくれ、花&フェノミナンのさっちゃんに会えるのがまた嬉しい。
郡山に行くのは十数年ぶり。ご無沙汰しちゃってごめんなさい!
皆様、よろしくお願いします。




★4月22日(金)阿佐ヶ谷イエロービジョン

op19:30 st20:00   前売り¥2000 当日¥2500  共に+1drink

[A Gift From Somebody vol.5] guest:ds.大沼志朗#4

出演/
青木マリduo+ <青木マリ(vo,g) 小林洋(b)大沼志朗(ds.)> ワンマン

青木マリduo+企画、記念すべき第一回ゲストの大沼志朗さん。
嬉しいことに定例化しております。
先鋭的なフリージャズのイメージの大沼さんですが、私たちとのsessionでは意外な一面もみせてくださいます。
とはいえ毎回全く異なるアプローチ、今回はどっちにいくんでしょう!
4月の東京ライブはこの一本のみ、みなさまお見逃しなく!





★5月8日(日)高円寺稲生座

出演/青木マリduo+ guest:pf柴田エミ、
コンタンズ

Live Time 20:00~22:30 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階
Tel.03-3336-4480


★5月18日(水)新宿ウルガ

op18:30 st19:00  前売り¥2000 当日¥2500  共に+1drink

「五月の風」

出演/青木マリduo+guest:ds.福島紀明from deepcount
ILL BONE
木幡東助(マリア観音)
ラブエロピース

東京都新宿区歌舞伎町2-42-16 第2大滝ビルB1

様々なアンダーグラウンドロックシーンの拠点となっていたウルガが、この5月いっぱいで閉店とのこと、とっても残念です。最後なので思いっきりやりたいです。
先日ご一緒したドラムの福島さんとのセカンドセッション、とても刺激があっていい感じなのでご期待ください。
対バンも大盤振る舞い!前売りご希望、メールボックスでも承ります。
ぜひぜひ!


★5月21日 幡ヶ谷シュールサウンドスタジオ

13:00 - 23:00  前売り当日共¥2500(〜小学生無料)
food drink 販売あり

「地球の子供たち祭り2016」

出演/青木マリduo+
ねたのよい
George&Kunio(藻の月)
ブルースビンボーズ
The Ding-A-Lings
鉄アレイ
やさぐれ
The FOOLS
ザ・スカラベリーズ
SadaザMongoloidspot&アペフチカムイ
..他



2東京都渋谷区幡ヶ谷2-20-8 アルム幡ヶ谷B1
TEL: 03-3378-1555 / FAX:03-3378-1548

ともかくてんこ盛り!全部いられなくてもこれはお得。
SADAくんらしいオーライっぷり、お楽しみください!


2016年3月12日土曜日

あれから5年すぎて、、。

昨日は3月11日。くしくも5年前と同じ金曜日。

だからというわけではないけれど、地元の江古田倶楽部での自分のライブがあり、いつも通りのライブ、そのかけがえのなさをかみしめながら歌いました。

江古田倶楽部のマスターも体調が万全でなく、ご本人の気力、意思のちから、常連のお客さんたちのサポートでお店が続いている状態のようで、今回のライブもギリギリまで、もしかしたら中止になるかも、という中の開催でした。
ギターの萩原信義さんも遊びに来てくれて、良いライブができたのではと思います。
ご来場の皆様、関係者各位、本当にありがとうございました。



出会った人たちがこうしてここで歌を介して一緒に一つの時間をつくっている。
それが、どんなにちっぽけでも、どれ程かけがえの無いことなのか。


私たちは、いつも今現在の中にしか居られない。
過去の事は、どんなに強烈な思い出でも、少しづつ色褪せて、少しづつ変形して風化していく。


5年前のあの日、私たちはどれ程思い知らされたのだろうか。

地震に胸ぐらつかまれて揺さぶられ、地べたに叩きつけられるような思いをしたんじゃなかったのか。
自然の中の自分たちの小ささ、無力さを知り、また、人間社会の中の権力というものの性質を知ったんじゃないのか。

目を覚ませ。

日々刻々を自分のものとしてつかみ続けるんだ。

誰かのせいにせず、自分の事として、自分がまず変わる。

わたしたちは「大衆」だ。望む望まずにかかわらず。
「大衆」には頭がない。
だけど、生物の細胞の一つ一つが生きようとし活動てることを思えば、間違えることはないはず。

私は生きたい。いきいきと、老いや死もふくめて自分の生を味わい尽くしていたい。

他者と触れ合って心が通う瞬間、生き物の幸福。命を次々に託し続けること。たぶんLOVE。

それを脅かすものははっきりと拒否する。

それだけなんじゃないのか。


誰の手にも負えないゆえに、誰一人責任を取るものがいない構造。
無理があるのはわかりきってる。

もう、大きくなろうとしなくていい。

それを認められればいいんじゃないのか。

地球はひとつしかなくて、でも世界はひとつではない。

それで、何がいけないの?



とりとめの無い思いばかりが去来する。


だけど、危機感は持っても悲観ばかりすることは無い。
少なくとも私は震災で意識が変わった。
知らずにいたことを知った。誰かに任せっきりにしてたことを自分の事だととらえることができた。

だからもっとわかろうとしている。

こどもと話している。
私は自分の親とそういう話をしたことは無かった。

きっとウチだけじゃないはず。
だから、そのぶんだけ良くなってる。

そんな風に、ひととつながって、託していきたい。

大衆には頭が無い。

だからこそ、伝えあい感じ合う直接のつながりに意味がある。


とりとめは無いけれど、方向は見えている。

今にしか居られない私たちだけれど、過去と断絶していない、ずっとつながった地平にいる。
終わっていない。震災後の世界はまだ始まったばかりだ。

揺り戻しもあるだろう。
時間はどれだけかかるのかはわからない。

確かに言えるのは、今、得したままで逃げ切ろうとしてる人たちもいずれ確実に死ぬ。
100年もたてば殆どの人が入れ替わっている。

その時には、きっと新しい世の中になっているはず。
(思いっきり道を踏み外して人類が滅んじゃったりしてなければ。)

それまでの道のりを、当事者として少しでもマシなものにしたい。

個人のささやかな幸せは、常に自分で確保しないと、あっというまに壊れるものらしい。
そして、見知らぬ誰かの犠牲の上の幸せは居心地が悪い。つまり、幸せじゃない。

揶揄するのはたやすい。ちがう。理想をかかげるんだ。
お花畑だって、維持するのはものすごく手間ひまかかるんだよ。



春は始まりの季節。暗闇や悲しみを抱いたまんまでも進むんだ。


次回の青木マリduo+ライブは4/16福島県郡山、利蒜堂。
























2016年3月4日金曜日

二月後半は盛りだくさんでした。後編~イエローヴィジョン [A Gift From Somebody vol.4](ゲスト、vln.柴田奈穂)


息子の誕生日が終わって、翌々日。
頭をサクッと切りかえて。


2月26日(金)阿佐ヶ谷イエローヴィジョン
[A Gift From Somebody vol.4](ゲスト、vln.柴田奈穂)
青木マリduo+の自主イベントが無事、終了しました。(イベント詳細、奈穂さん紹介はコチラ

その日も昼間は別のレコーディングだったという相変わらずの多忙っぷりの奈穂さん。
それでもちゃんと時間通り来て下さり、久し振りにお会いして「あれ、こんなに小柄だっけ?」という、かわいらしさ。

事前に曲の音源や歌詞などをメールでやり取りして、事前リハーサル無し当日サウンドチェックのみのぶっつけ本番スタイルがこの企画らしいところ。

どうなることかとドキドキしながら本番を迎えました。


奈穂さんからあふれ出る、エキゾチックで、情熱的なメロディー、時にはとても繊細であったり、でたらめに暴れたり、、。
草原を渡る風を感じたり、、いたずらっ子がとなりで飛び跳ねているようでもあったり、音の引き出しがたくさんあるのは流石です。
どんなライブにもどんどんトライしてるだけの事はある、また、逆にお声がかかるのもよくわかる、、。
音を味わい尽くしてます。満足。
ちなみにこの日はヴァイオリン、エレキギター、私の声、中高域の楽器が多かったので、私はギターの音色はトーン控えめのマイルドな音で、低音弦をしっかり弾くようなことを反射的にやってました。

いつもの自分の曲がカンバスのように彩られてゆくのを感じながら、さらにインスパイアされて豊かな表現になってゆく、duo+というunitのおもしろさを存分に楽しめるライブでありました。


奈穂さんも大いに楽しんでくれたようです!

聴いて下さる方々の「気」も存分頂戴し、沢山の贈り物が会場内を巡っていたのではないでしょうか。
たまには集合写真も!写真はすべて和田P

これからも素敵なゲストの方をお招きして、音楽の恵みを分かち合いたいと思っております。
奈穂さん、関係者各位、そして各日ご来場の皆様、本当にありがとうございました!

前半の大阪アコギ弾き語りも含め、すべて違った趣向のライブが出来て、それぞれ違った感覚、同じ軸を感じて確認することができました。

そして、週3回ライブをいれてしまった無茶なおかあを支えて、許してくれる家族にこの場を借りて最大の感謝を伝えたいです。

いつもありがとう、無理言ってすまん~!



青木マリduo+、次回のライブは3月5日(土)高円寺稲生座です。よろしくです!

そしt、A Gift From Somebody vol.5は4月22日(金)
ゲストは定例となりましたフリージャズドラマー、大沼志朗さんです。
毎回全く異なるアプローチ、お楽しみに!

2016年3月2日水曜日

2016.3月4月のスケジュール


はやいもので、この春、長男は中学生になります。
いろいろと準備もあり、心配もあります。
少し家にいて、見ていたい。
なので、ライブは少なめです。

★3月5日(土)高円寺稲生座

20:00〜22:30 ¥1570 +1drink

出演/
青木マリduo+ <青木マリ(vo,g) 小林洋(b)>
エゴシ

東京都杉並区高円寺北2-38-16 サニーマンション2F

※ホームグラウンド稲生座での定例ライブ。とある青木マリ通のご意見では、この店で観る青木マリが一番リラックスして楽しめるそうな。
長い時間を重ねて醸し出す老舗の温かみを感じに来てください。

お食事メニューもイケてます。美味いです!


★3月11日(金)Blues Bar 江古田倶楽部

21:00~ 投げ銭+ドリンク ワンマン

出演/
青木マリduo+ <青木マリ(vo,g) 小林洋(b)> 

東京都練馬区栄町4-8 福一ビル2F

昨年秋のライブはマスターご病気で実現できず、心配していましたが、見事復活!
江古田の名店、名物マスターのお店です。(小林氏は店のファンになってしまったようです)
投げ銭制ですので、フトコロに自信のない方もお気軽に遊びにいらしてください。
フード持ち込みOK、
5年目の3.11、心の片隅に留めつつ
お喋りを交えながら気まぐれにゆっくり歌います。


★4月16日(土)郡山利蒜堂

op19:00 st19:30 ¥1500 +1drink

ユウ&トク  プレゼンツ
「live  for  ever」

出演/

青木マリduo+

さっちゃん、ハリヤ、伊藤悦士、西村卓也、篠原篤一

FOOD/BRUTAL KITCHEN おぐろ(curry)

福島県郡山市大町1-12-23大町関川本店ビル7F
Phone: 080 6057 8431

福島のハードコアパンク、バンドオブアキューズのユウくんに誘われて、ちょっと郡山まで出かけます。つちっくれ、花&フェノミナンのさっちゃんに会えるのがまた嬉しい。
郡山の皆様、よろしくお願いします。


★4月22日(金)阿佐ヶ谷イエロービジョン

op19:30 st20:00   前売り¥2000 当日¥2500 +1drink

[A Gift From Somebody vol.5] guest:ds.大沼志朗#4

出演/
青木マリduo+ <青木マリ(vo,g) 小林洋(b)大沼志朗(ds.)> ワンマン

青木マリduo+企画、記念すべき第一回ゲストの大沼志朗さん。
嬉しいことに定例化しております。
先鋭的なフリージャズのイメージの大沼さんですが、私たちとのsessionでは意外な一面もみせてくださいます。
とはいえ毎回全く異なるアプローチ、今回はどっちにいくんでしょう!
4月の東京ライブはこの一本のみ、みなさまお見逃しなく!

2016年3月1日火曜日

二月後半は盛りだくさんでした。前編~ナカノステレオsolo、ミッションズduo+福島さん

先週は、私にしては随分ライブが多く、合間に息子の誕生日もあり、スケジュール見て「ああ無謀」と我ながら愕然としていたのですが、日々は刻々と過ぎるもので、怒涛のライブweekも無事終了しました。

まとめてふりかえってみます。


まずは2月21日(日)、新井薬師駅前ナカノステレオ。

以前に中野区民だったこともあり、非常になじみのある土地に新しく出来たアコースティック向けのライブハウスです。初めて出演させていただきましたが、うら若いママさんの細やかな心配りの効いた小ぎれいな雰囲気のお店でした。

杉野森さんブレてて
ゴメンナサイ
共演は、以前からおなじみのRockバンド「LED」の新ギタリストでもある杉野森KAZさん(ゲストにやはりあちこちでおなじみのpf.小川佐利さん)。

この日は大阪に続いてsolo弾き語り、アコギではなくエレキギターを持参しました。
最近は「duo+」として、ベースの小林さんとのライブが多く、アレンジ、コンビネーションなど、考えて演奏していることが多く、「ギターを抜く」事を意識して心がけていて、soloでもそれが生かされてきたように感じます。
自分の場合は、ギターよりもやはり「歌」メインなので、音数は少ないけれど、ビートが見える演奏、が、理想。

soloの場合は、特に何に合わせることもないので、自分の一番心地よい揺らぎの中で歌える、それが一人で弾き語りをする良さであり、目標です。
歌は、愛で、自分なりの愛し方でそのひと時を愛せるようになりたいなあと。
少しずつ近いてる気がします。

杉野森さんは、最近知り合って、弾き語りのステージは初めて拝見しましたが、ブルージーで、男の人の歌の良さを存分に表現してて、素敵でした!声も良いしギターもうまいなあ。小川さんとは若いころからのバンド仲間とのことで、コンビネーションばっちりで、楽しいステージでした。

この日は大好きなdeepcountのベースのアリさんがふらりと聴きに来てくださったのですが、
その翌日は。

22日(月)高円寺mission'sにて、青木マリduo+ ds.福島紀明 from deepcount !

この日は、「魔術の庭」という爆音rockバンドの福岡林嗣さんの主催するPataphysique Records のイベントでした。
宮西計三さんという、画家でミュージシャンの方のレコハツ関連イベントの内の一日で、対バンも魔術の庭、そしてキャプテントリップのKEN MATUTANIさんのバンドということで、主催のリンジさんより、「なるべくバンド形態で」とのご要望をいただき、ならば、と前からちゃんとご一緒してみたかった福島紀明さんにお声かけしました。
初共演です。

今回は呼ばれて出るライブでもあり、持ち時間も短めなのでめずらしく事前リハーサルありで、割とバンド的な気分で臨みました。
とは言っても、細かいアレンジやリズムの指定はあまりせず、基本的に「好きなように叩いてください」のduo+スタイル。
スタジオもとても面白くて本番を楽しみにしていましたが、予想を超える楽しさで、弾き語りの時の自由さとは全く別の解放感と緊張感あいまみえるライブでした。

車好きな福島さん、唯一の写真が
小林さんの愛車との2ショット(笑)
「好きなように」と言えるのも、まずは信頼があるから。
「ドラムセット」という楽器は音も大きいし、ドラマーさんのビートがどうしたって軸になる。ある意味王様。
だから、共演するときは意外と慎重になる私。

だけど、なんたって何時観ても身も心も動かされちゃうdeepcountのドラマーさんだもの。
しっくりこない訳がない!

福島さんのドラムは反応早くて多彩で、そして結構強気で潔い。
小林さんのベースも、いつもとは違う役割になって楽しそう。
私も後ろを振り返らない感じで思い切ったライブができました。

ドラム有ならギターはある程度音を上げてナチュラルな歪が少しかかるギリギリまで鳴らしたい。
自分のギターが重要なリズムの軸になってるし、グレッチの良い音を出したいから。
でも、あくまでも歌が前に出ないと自分で苦しくなる、自分で自分の首を絞めることになっちゃう、、。

なので最近はギターは大体いっぱいに上げて(微調整できるよう軽くゆとりを持たせつつ)アンプもそこそこ上げて(といってもvolは3くらい)、基本ミュートしながらそーっと、触れるようにギターを弾く。
間奏など音を大きくするときは普通に弾いて、さらに出したい飛ばしたいときだけ、軽い歪系のエフェクターをtoneメインで使う。
そんな感じにしてます。

歌に集中したいので難しい操作はナシにしたい。
ギターに関してはまだまだ研究がはじまったばかりです。もっと練習もしなくちゃ。

月曜日であり、連日イベントの一日ということもあってお客様は少な目でしたが、全体に圧巻の良イベントでした!

福島さんとのセットは楽しかったので5月にまたやります。詳細は追ってお知らせします!



チーズケーキ伊予柑のせ
&鶏手羽! 


ライブの続く合間に息子の誕生日。
12歳になりました。

私がお母さん歌手になってからもはや12年。
子ども無しで歌ってた時間に追いついてきてる。

ケーキなど焼いてささやかにお祝いしました。


そしてその二日後には自主イベントが!





…後編に続く。


青木マリduo+、次回のライブは3月5日(土)高円寺稲生座です。よろしくです!