青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2016年4月19日火曜日

4・16郡山利蒜堂、ありがとうございました!

熊本を中心とした九州での大地震、被災された方々のことが心配です。

亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
そして、冷静に、最善の救助が行われることを望みます。


そんな折、4月の16日、福島県郡山市にduo+のベース小林とライブをしに行きました。

福島のハードコアパンクのバンドオブアキューズのユウくんの企画にお呼ばれです。

福島には二十年近く前に何度かライブで行ったことがありますが、子どもができてからは一度も行っておらず、震災、原発事故もあって、ずっと気になって、行かなくちゃ、と思っていたのでした。

ユウ君たちは年もずっと若くて、当時のお客様とはほとんど所縁も無いのだけれど、、、。
福島で、いろいろがんばっていることを聞いていて、また東京で対バンしたこともあり、共感するところ感心するところたくさんあって、声をかけてくれたことがとてもうれしかった。


四月は子供たちの進級で毎年バタつくからあまりライブは入れない、さらに息子の新入学の年でもあって、ライブは入れないつもりだったんだけど、お引き受けすることにしました。


案の定、息子の学校公開(参観)や保護者会と重なって、めちゃくちゃ強引なスケジュールになってしまいましたが。



午前中から15:40まで学校にいて、こばさんに車で家に迎えに来てもらって16時出発、まるで売れっ子みたいな動き自分でもなにやってるのかわからぬままにGO-!(苦笑)


やけに見晴らしの良い北関東を抜けて郡山へ。

途中、反対車線に自衛隊の災害救助車両の列が目立ちました。
きっと、九州まで全国から駆け付けるんだろう。
頑張ってほしい、お願いします。素直にそう思いました。

自衛隊の在り方についてはここでは多くは書かないけど、人を助けるためのスペシャリストとして、堂々と活躍できることが私はベストだと思っています。
だからこそ、集団的自衛権はいらない、と思います。


さて、こばさんの華麗なる安全運転で、思ったより早く、途中サービスエリアで「塩トンカツ」なるものも食して(さっぱりしていて美味!)、郡山に到着しました。





目指すお店は「利蒜堂(リビルドー)」

お店の住所は聞いたけど、それ以外のことはほとんどわからない、そういう店。

見つけた建物はは、実にイナタイ古い雑居ビル。その七階。

旧式エレベーターで昇ってドアを開けると、わー、とってもかっこいいDIY空間。センスのいい悪い子が溜まるガレージみたいなお店でした。


トイレもいい感じ。青い光が綺麗だったので珍しく自撮り。




保護者会でリハには間に合わず、すでに一番目の方が始まっていて、ああ~、ごめんなさい。
直前に出演の決まった桑名六道さんに、いつものように挨拶、懐かしいつちっくれサッチャンとの再会にHUG。

共演者の演奏もちゃんと聴きたかったけど、まずは体を整えて身支度整えて。



ちなみに出演は

桑名六道(exLIPCREAM.現SKULLABERRYS)←飛び入り
さっちゃん(exKORAKORA、つちっくれ等々)
はりや(STINGER)
篠原篤一(smell)
伊藤悦士(exWATERCLOSET)
西村卓也(TIALA)

に、私たち青木マリduo+。

よくよく聞くと半分は東京勢。

遠いところで近所の方と初共演という不思議なことになってました(笑)


おなじみ桑名六道さん。無二の歌声と存在感。


ユウ君と共同企画の篠原篤一さん(トクちゃん)は地元の歌い手さん、初めて聴きましたが、とっても不思議な歌詞と繊細な声とギターに吸い込まれるような、素敵な歌い手さんでした。

ユウ君、トクちゃん、みんな若くて、お客様も全体的に若くて、新鮮でした。
そんな人たちが、私の歌を聴きたい、仲間に聴かせたい、って思ってくれたこと、感じながら一生懸命、務めさせていただきました。
福島で頑張っている人たちの不屈のパワーをもらったように思います。

CDを買ってくれた男の子の年を聞いたら、17歳だっていうのでビックリ!
そしてしみじみ。


ありがとう。みんなほんとにほんとにありがとう。



利蒜堂は諸事情により移転するそうですが、きっと、また、自分たちのハコをつくるよね。

お店のロゴマークのかっこいいシルクスクリーン版を見せてもらって、次回は着いたらすぐにGジャンかなんかにプリントしてもらう約束をしました。


必ずまた行きます。


それまで、ずっとがんばるよ。


最後にひとつ、福島原発の事故の検証も処理もできてない現状、九州がこれだけの地震が起こってる今、川内原発はじめすべての原発即刻停止してほしいです。
たまたま、大丈夫でいるうちに。

そういう風に危機を考えられる政府を求めます。



帰りは桑名六道さんも同乗して、例によって夜のうちに東京へ戻りました。
こばさん、往復運転ほんっとにおつかれさまでした!


翌、日曜日は子どもらと犬に取り囲まれて穏やかに過ごしました。

こういう日常のかけがえの無さをかみしめつつ。






次回のライブは、4月22日(金)阿佐谷イエローヴィジョン
[A Gift From Somebody vol.5] guest:ds.大沼志朗#4
出演/
青木マリduo+ <青木マリ(vo,g) 小林洋(b)大沼志朗(ds.)> ワンマン

よろしくです。


















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