青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2017年11月6日月曜日

11/3四谷三丁目喫茶茶会記「うたのとぐち」ありがとうございました!ロケット・マツさんと!

秋も深まり、このところ良いお天気ですね。衣替えや布団の入れ替えがはかどってうれしいです。

そんな秋の文化の日、11/3、四谷三丁目喫茶茶会記「うたのとぐち其の十三」無事終了いたしました。

「山村暮鳥のうた」企画で、「青木マリwithロケット・マツ(ピアノ、ピアニカ、アコーディオン)」で出演させていただきました。



「山村暮鳥のうた」は言葉通りに暮鳥の詩に曲をつけて歌う大野慎矢さんのユニット。詩の世界と声とメロディの調和。歌詞として作られていない詩に、こんな風にメロディーがつくのかという驚き。大野さんの真っすぐで若さと重みのある歌声がとても良い。菅原さんのチェロも歌ってて良い音だなあ。

にしても特色的なのは、この喫茶茶会記という会場でしょうか。四谷三丁目の裏通りにひっそりと隠れ家のように佇む木造りの靴を脱いで上がる喫茶店、その中に四角い木の箱のような多目的アートスペース。
いつものライブハウスや、ライブbarとはかなり雰囲気が違います。二度ほど聴き手として参加したこともありましたが、実際に演奏してみると、その差をひとしおに感じました。

「山村暮鳥のうた」リハーサル風景、マツさんも2曲参加で大活躍でした。

最低限のPAセットの素のままに近い音。テーブルは無く正面に向いて並べられた椅子。
「演奏(表現)する」ことと「聴く(受け取る)」こと以外に何もない空間。
こういうライブは随分やっていなかったので、多少のドギマギもあり、、。
(後でマツさんより「青木さん、最初緊張してたでしょ」と、流石に見抜かれてマシタ。)

マツさんの弾く「ハレルヤ」「ヤイサマ」などのメジャーともマイナーともつかないわらべうたのようなメロディーがたまらなく好き。今でも此処でもないところのよう。
「Woman」の海の波のようなダイナミクス、「ジャスミン」の繊細でちょっと斜めな、でもとっても優しいアコーディオンの音、などなど、曲の解釈がはっきりしていて音への意思が明確で、曲の作り手、歌い手としてこんな演奏してもらえて最高に幸せ。でも同時に、ものすごく厳しいことでもあるのです。私ももっともっと頑張らなくちゃ、いや、頑張れるよなあと。

音量のバランスや、こういった逃げ場のない会場での本番前の集中など、今後に向けての課題はいくつかありました。しかしマツさんの洗練されたフレーズ、ここぞという気迫の音、お客様方の集中の気、そして茶会記という場の響き、様々な要素に触れて、最終的には、良い歌が歌えたのではないかと思います。終わって心身ともに抜け殻になったライブでした。
なので打ち上げの席でもあまり皆さんと交流できずボーっとしてしまいました。
もっとたくさんお話したかったんですが、愛想無くてごめんなさい。

お世話になった皆様、ほんとにありがとうございました!


お客様より写真をいただきました。

最後に余談ですが、何人かの方に、「青木マリさんはパンクの人で、もっとコワい感じと思っていた」というようなことを言われて、逆にビックリ!
昔もそんなに怖くはなかったと思いますが、今はさらに全然怖くないです!多分!

わたしはわたしでわたしのうたをずっとうたってるだけでありますよ。

ダイジョブなのでみなさん安心して歌を聴きにいらしてくださいな。


20171103四谷三丁目喫茶茶会記「うたのとぐち其の十三」
青木マリ&ロケット・マツ w/山村暮鳥のうた

~セットリスト~

ハレルヤ
ヤイサマ
ナディアの恋人
Woman
見えているのに
ジャスミン
うた
エスペランサ



青木マリ近々のライブ予定
11・11土 尾道おだ画廊 ジョンバーガー
11・17金 阿佐谷イエローヴィジョン
 duo+『A Gift From Somebody vol.15』ゲスト:下郡幸夫g
11・25土 池袋バレルハウス





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