青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2018年2月15日木曜日

鈴ん小屋に春風よ吹け!

2月も一週間ほど過ぎたころ、友達のDJ、AMAUUさんから、池袋鈴ん小屋が立ち退きによって2/14急遽閉店するというツイートが流れてきて。「何それ知らなかったけど?!」

池袋駅東西ゲートなど、大きく再開発する計画があることは知っていたけれど、それにしても急すぎないか?あと一週間も無いじゃない!(計画の進め方など、思うところはありますが、ここでは多くは書きません)

その日のうちにAMAUUさんから連絡があって、2月10日、11日と深夜にりんごや感謝祭イベントやるからとお知らせが。
普段は早寝早起きの私ですが、是非にと相棒のこばちゃんと調整して11日深夜に出演させていただきました。


だけど急すぎて実感沸かない。事情もつかめず、何といっていいかわからない、そんな状態で終電で店に行くと、急なオールナイトにも関わらず、いい感じの賑わい。
普段のブッキングでは、シンガーソングライター、弾き語り、といった歌い手さんとご一緒することが多かったんですが、この日は、ラップにレゲエ、即興にDJ、いろんな方が集まっていました。

居心地よかった楽屋。
この日はたくさんの出演者の楽器で
いっぱいでした。

少し時間が押し気味で自分の出番。

ステージ側から眺める景色が私にとってのその店の顔。
この景色も見ながら歌うのも最後かと思うとなんだか切ない気持ちがこみあげて感情的になってしまった。そういえば[Habibi]のレコ発もここでやらせてもらったんだっけ。

実にいい小屋だったな。靴を脱いで、友達の家に遊びに来たような気分で寛いで、音楽を芯から楽しもうとする気持ちが隅々まであふれてたんだな。


この日の夜に集まっている人たちを見ていてそう思いました。

終演後、なぜかステージにりんご。

この空間が無くなるのは実に惜しい。残念でたまらない。

でも。でも。

その場所を作るのは結局は人でしかない。小村さんやふーじーさん、アイちゃんやスタッフの皆さんが別の場所でも、同じ気持ちで鈴ん小屋を始めてくれたら、また、みんなが集まってくるに違いない。また同じように集まってきて、みんなで居心地の良い時間と空間を、毎夜ごとに一生懸命作っていくんだろうとも思った。だから、大丈夫。きっと。
そう信じています。

鈴ん小屋さん、今まで本当にありがとうございました。
しばらく大変だと思います。
でもいつか春風も吹いて、きっと良いお知らせを持ってきてくれる、その日を待ってます。そしたら、また!


青木マリ(歌、ギター)近々のライブのおしらせです。
duo(ベース小林洋)やゲスト有りのduo+です。
★2月17日(土)国分寺giee (duo、w/杉野森カズ)
★2月22日(木)蒲田CATFISH TOKYO(duo+ロケット・マツ、伴慶充 w/ナップルタップル)
★2月24日(土)国立地球屋(duo+柴田エミ、w/ジャジャ岩城and若林、LapisTrio)

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